「ガス代」一番使用料が多い”お風呂”を中心に節約術を公開

中途パパ

こんにちわ!中途パパです

今日は「固定費節約術」シリーズ

今回は、通常の家庭では水道光熱費の中では一番大きい金額であろう

ガス代の節約方法です。

わたしも、大学生時代の一人暮らしからず~っとこの「固定費の中で最強の敵」との戦いが続いています(笑)

今回を機に、一気にこの最強の敵に対する術を一緒に学んでいきましょう。

ガス代って高いものね~💦

妻ミシェル

【参考にさせていただいたHP】


参考
エネチェンジHPエネチェンジHP


参考
資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」

「プロンパンガス」よりも「都市ガス」

まずは基本の「き」ガスの知識です。

家で使うガスって、そもそも2種類あるのはご存じですか?

大きなガスボンベに入った「プロパンガス」※別名「LPガス」と、住宅に直接ガスを引く「都市ガス」

特徴や違いとしては…

  • 「プロパンガス」があのボンベがあれば全国どこでも置ける一方
  • 「都市ガス」は、名前の通りどうしても供給パイプの設置が必要なため都市部にしかありません

また、↓の表のように成分も大きく違っていて、空気より軽かったり重かったりします。

ここまで違うとはちょっとびっくり!ですよね。

 
都市ガス プロパンガス(LPガス)
主成分・原料 メタンを主とする天然ガス プロパン・ブタンを主とする液化石油ガス
重さ 空気より軽い 空気より重い
供給方法 地下のガス導管を通じて供給 ガスボンベを契約者宅まで配送して供給
供給エリア 人口密度の高い都市部のみ 全国どこでも
発熱量 小さい:11,000Kcal/㎥ 大きい:24,000Kcal/㎥
料金
  • 2017年まで規制料金だった
  • 販売店同士の価格差は小さい
  • プロパンガスより安い
  • 昔から自由料金制
  • 販売店同士の価格差が大きい
  • 都市ガスより高い


参考
Selectra HPSelectra HP

そして我々消費者にとって、一番大事なのが「金額」ですね!

結論、プロパンガスは都市ガスの約2倍します

だから、可能な場合は都市ガスに乗り換えることでガス代を大きく節約できるという訳です。

●数値

プロパンガス(10㎥)
7,372円
都市ガス(22㎥)
3,857円
参考数値(プロパンガスは都市ガスの半分くらいの量で同じ熱量を生み出せます)
※LPガスの熱量2400kcal、都市ガスの熱量1100kcalとして計算(2.2倍)


参考
エネチェンジHPエネチェンジHP

さて、ガスの事が分かってきたところで、次は実際の「節約方法」について入っていきましょう。

ガス会社の見直し

いきなり、一番大きなポイントですがプロパンガスは利用会社ごとの料金差が大きいという特徴があります。

ただでさえ高い「プロパンガス」。料金の差が大きいという事は一度は必ず比較・見直した方がよいということ。

ちなみにわたしが前の住んでいた賃貸では、大家さんの判断で一度ガス会社が変わりました。その時にガス代金が2/3くらいに安くなったので、ビックリした事を今でも覚えています。

中途パパ

こんなにも違うなんて、ガス会社っていったい…💦

特に自分でやる作業は無かったので、ホントあっけなく安くなりましたね(^ω^)

↓自分で簡単に調べられますので一度は確認するのがおススメ!



続いて、ガスを大きく使う2つ場面ごとに、節約方法を見ていきましょう。

特に「お風呂編」

お風呂編

まずは、ガス全体の8割程を占めると言われているをお風呂の場面での節約方法

「シャワー」

シャワーを出す時間を1日1分短くして年間約2,300円節約

シャワーは1分間に約12リットルものお湯が出ています。
シャワーを使う時はこまめに止めながら、必要な分だけお湯を使うようにしましょう。
資源エネルギー庁によると、
1日1分シャワーを出す時間を短縮するだけで年間でガス12.78m3の省エネに、年間約2,300円のガス代を節約できます。
朝もシャワー浴びる僕はマジ気を付けなくては!

長男ルー

節水シャワーヘッドを使用する

シャワーヘッドを節水シャワーヘッドに変えてみましょう。

節水シャワーヘッドは通常のシャワーヘッドより穴の大きさや数を減らしているため、節水にもなり、使うお湯の量も少なくなるためガス代の節約ができます。

追い炊き

追い炊きを1回減らして、年間6,680円の節約

お風呂の追い焚きはできるだけしないようにしましょう。

つまりお風呂を焚いたら、家族中一気に入ってしまいましょう

資源エネルギー庁によると追い焚き回数を1日1回少なくすると、年間でガス38.20m3の省エネ、年間約6,880円のガス代を節約できます。

お湯が溜まったら自動的に止められるアイテムを使う(自動お湯張り機能がない場合)

自動でお湯を張るシステムがないお風呂の家も多いのではないでしょうか?

そんな時、水道の蛇口に取り付けられる、自動でお湯張りを止めてくれるアイテムがあります。

こういうのをつけておけば、お湯を張りすぎてしまうことがなくなり、ガス代を節約できますね

あと、お湯を止めるのに神経をとがらせないで済むのが何より安心♪

キッチン編

ガスコンロ

料理の必須アイテムである、ガスコンロ
毎日使うものだから、ちょっとしたコツが明暗を分けますね💦

炎がなべ底からはみ出さないように調節

鍋からはみ出てしまっている「強火」は、実は鍋自体を温めている訳ではないのです。

なんとなく強火にさえすれば良いようなイメージってありますが、実は違います。中火くらいがちょうどいいんですよ。

★節約量

水1L(20℃程度)を沸騰させる時、強火から中火にした場合(1日3回)

年間でガス2.38m3の省エネ、原油換算2.76L、CO2削減量5.3kg

390円の節約

小さい鍋よりも大きめの鍋を使う

お湯を沸かしたり煮物をするときは、小さい鍋よりも大きい鍋で調理をしたほうが熱の無駄がなく効率がよいため、ガス代を節約できます。

これは、先ほどの炎を受け取る原理を考えれば明らかですね。

電子レンジを有効活用

料理の下ごしらえや仕上げに

煮込み料理の野菜はチンしてから鍋へ。煮崩れも少ないようです。

炒め物も、ニンジンやジャガイモなど、中までしっかり火を通したい時は、焦げ目をきれいにつけたあと、電子レンジへ。

ガス代の大幅節約になります。

給湯機

続いて、これまた毎日のこと「給湯器」

洗いものは「ため洗い」

お湯を出しっぱなしでの洗いものは、エネルギーのムダ。

洗う前に食器を水につけておいたり、ヘラやボロ布で汚れを拭き取っておくと、使うお湯の量が少なくてすみますね。

お湯を沸かすときは「給湯器のお湯から」

給湯器はエネルギー効率の高い機器です。お湯を沸かす時は、水からでなく、給湯器のお湯を沸かすようにしましょう。

下図は資源ねるぎー庁HPの図ですが、ガスコンロと給湯器では実はこんなに熱効率が違うっ!

「食器洗い乾燥機」でまとめ洗いをして年間約8,870円節約

実は、手洗いよりも「食器洗い乾燥機でまとめ洗い」をする方が経済的。
食器洗い乾燥機はガス代や電気料金がかかりますが、水道料金とトータルで考えると食器洗い乾燥機を使った方が省エネになります。

資源エネルギー庁によると

  • 食器を手洗いした場合(給湯器40℃設定、使用水量65ℓ/回、冷房期間は給湯器を使用しない)
  • 食器洗い乾燥機で洗った場合(給水接続タイプで標準モードを利用)

この両者を比較すると、食器洗い乾燥機を使ったほうが年間約8,870円光熱費を節約。

更に言うなら、この計算には「人件費」が含まれていません。人件費、すなわち自分たちの生きている「時間」まで加味すると、食洗器の凄さが分かります。

↓食洗器は「後付け」もできるのでお勧め!

キッチンでの「ちょっとした工夫」

鍋底の水滴は拭き取ってから火にかける

鍋やフライパンなどの底に水がついている場合は、拭き取ってから火にかけるようにすることで使うガス量を減らせます。

それだけ水を揮発させるってエネルギーが必要なんです。

揚げ物は家でやらない

揚げ物は油の加熱時間も含めガスを長時間使います。

できるだけ揚げ物をする回数を減らし、揚げ物よりも焼き調理を増やしたり、揚げ焼き調理をするなど工夫しましょう。

あと、揚げ物にかかる時間を考えるとなるべく敬遠したい、例えば…

  • 油の管理(捨てる、保存)
  • クッキングシートや新聞紙の準備
  • 油の付着した皿など食器の処理

こういうのにかける時間がもったいないので、わたしは揚げ物は割り切って、スーパーの総菜の物を使うようにしています。

家での揚げ物は、後片付けなども考えるとコスパが悪いんですよね💦

余熱を利用する

テクニック的な要素になりますが、圧力鍋や保温鍋がなくても、普通の鍋でも保温調理ができます。

特にパスタなんかは、例えば8分の湯で時間だった場合

最初のトップ3分ほどゆでてしまえば、あとの5分は余熱で大丈夫

この原理は、卵や乾麺などにも応用できます。

料理は「作り置き」する

料理は多めに作って冷凍したり、作り置きしたほうがガス代が節約できます。忙しい時でも、作り置きを元に料理をすると時短にもなって楽ですよ♪

我が家の場合、土日に多めに作り置きを作っておき平日はそれを食べたり、リメイク料理をすることで、共働きですが、ほとんど外食はしませんね♪

ひとつの鍋で同時に調理したり、もう一品作るなど「連続調理」を意識する

乾麺を茹でるついでに野菜を一緒に茹でるなど、ひとつの鍋で同時調理が可能です。例えば、パスタを茹でながら、ホウレンソウなど。

また、肉や野菜のゆで汁は捨てずに、スープにするなど利用することもできます。

中途パパ

↓「作り置き」「連続調理」はわたしの料理の十八番!まとめてみました

次はちょっと変わって「支払い」についての節約法です。

クレジットカードを使う

ガス代、コンビニ支払いや、口座引き落としになっていませんか?

クレジットカード支払いにすれば、ポイントがつきます。

例えばガス代が8,000円/月として、1%ポイントが付く、60年これが続くという条件で計算してみると…

8,000円/月×1%×12ヶ月×60年=57,600円!!

その習慣が、結構な金額になっちゃうんですよね💦

クレジットカードは「ポイ活」で作ればポイントもたくさんもらえるので自分に合ったものを作りましょう。


参考
クレジットカードを作る「ルーとアンと時々ミシェルの家計応援団」クレジットカードを作る

まとめ

さて今回の記事は大分長めになってしまいましたが、一生役立つ知識には間違いないと思います。

一個一個は、さほどでもない金額ですがこれらを可能な限り続けていけばかなりの金額になりますよね。

例えば3,000円/月変わったとしても、60年間続けたら216万円

車が買えてしまう金額です(笑)(;´・ω・)

継続は力なり!!

お互い、頑張る!というよりは習慣化すると楽ですよ~♪(^ω^)


一番劇的に変わるのは「ガス会社の見直し」には間違いなしっ!

 

最後まで読んでくださってありがとうございました!

中途パパ

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