中途パパ
今日はよく耳にする「持ち家と、賃貸のどちらがよいの?」論争についてです。
私の場合「途中から」パパでしたので、結婚した時にはすでに子どもたちは中学1年生と少額5年生。そして、わたしは長男ということで、親が亡くなったら実家もどうにしかしないという状況なので…
結論から言うと、わたしは「賃貸派」です。
わたしの場合、賃貸派というよりは状況的に賃貸の方がお得なだけですけどね。
でも、実際のところどうなんでしょう?
今日はそれぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう~!
妻ミシェル
目次
持ち家のメリット・デメリット
まず、それぞれのメリット・デメリットを考えてみたいと思います
持ち家のメリット
一戸建てを持つ満足感
何と言っても、わたしのような昭和生まれの人間には「家を建てて一人前」みたいなイメージがあります(^ω^)
「クレヨンしんちゃん野原一家」ようなイメージ、いわゆる「普通」
「郊外に一戸建て、子供二人、車持ち、ペット有」
普通ってなんなんだ?っていうのは、自分でも分かりませんがこんなイメージが現在39歳の自分にはあります。
一国一城の主、やはり自分の建てた家というのはロマンがあるし、かっこいいと思います(^ω^)
ずっと住める(老後も住むところがある)
賃貸がある程度の年齢になってしまうと、家を借りづらくなるけど
その点、自分の家なら追い出されることはありませんね!
「手に入れたらずっと自分の物」、こういう安心感が持ち家にはありますね!
家を自由に改造できる
DIY好きなら尚更でしょうが、賃貸では制限されてしまうこの点も自分の家なら何でもできてしまう。
これは持ち家の醍醐味でしょう!部屋、庭、カーポート、いろいろに自分好みの空間を作るなど考えただけでワクワクしますよね~!
持ち家でのデメリット
次にデメリットの方です
転勤時には住めなくなる
周りにも結構いないでしょうか?家を建てたけど転勤になってしまった…、という人。
実はわたしの先輩もこのパターン。せっかく、自分の思うような家にしたのにその家には住めないという悲劇!
でも、考えてみればサラリーマンな以上、会社の命令には基本従わなければなりません。
単身赴任で、家族は残すけど自分は住めない…よくあるパターンですね(;´・ω・)
家という負債
家を「資産」と考えている人は多いし、わたしもかつてそう思っていましたが資産とは、お金を生み出してくれるものなので大体の家は年月が経ってしまうと資産でなく負債になることが多いです。
家を売った時に、立てた時以上の価値を生めば「資産」そんな家、普通無いのではないでしょうか?
例外としては、東京の主要駅の近くのマンションとかなら、買った以上に売れたりしますよね。それゆえ不動産投資の話が成立する訳です。
でも、それはあくまで例外です。家は時間が経つと、劣化してくるから資産価値はドンドン下がる…
子どもが巣立つと部屋が「空き家」になる
これもわたしは悩む点。
例えば、子ども2人の4人家族なら基本的に子どもが大きくなると1部屋欲しいから夫婦の部屋1つ、子どもの部屋2つという間取りが成立する訳ですが
子どもが巣立って、夫婦だけになると子供部屋2つは必要ありませんね!
無駄に広いスペースに固定資産がその分取られる…その感覚がわたし的にはもったいないと感じます。
ローンっていう無駄銭を使う、そしてそもそも払いきれない、かも!?
建てる場所や、家の品質にもよりますが3000万~4000万円くらいする家。
家を建てる時に30年以上のローンを組む人がほとんどではないでしょうか?
ローンを組む、つまり人から金を借りるという事は「利息」という本来払わなくても良かった金を払わなければなりません。つまり家本体の他に「利息」も一緒に買っているという事。
まとまったお金がある人は、利息を支払わないようにローン期間を減らすべきですよね。
でも、本当に怖いのは
そもそも、3000万~4000万円くらいする金額を払いきれるかどうか?
昔のような日本が安定経済だったころには、終身雇用も成立しているし、給料も時間とともにドンドン上がっていく仕組みでしたね!
金利だって今みたいに「ほとんど0」ではなく、ちゃんと貯金していればドンドン増えていった時代…
でも、今は違いますね、貯金していてもお金は増えないし、給料だって成果をしっかり上げた人だけが増える。そして、そもそも仕事だっていつ会社がヤバくなるか分からない時代…
払いきれなくなってしまうと、負債だけが残るのが怖い点
まだ売り手が付けばよいですが、当然買った時よりも安くなっている場合がほとんど
賃貸のメリット・デメリット
続いて賃貸の方はどうでしょう?
賃貸のメリット
家賃だけでよい(保険や、修復費がいらない)
持ち家だと当然、火災保険に入る必要があるし、家が何かで壊れたら修理しなくてはいけないのでその分お金がかかる…
実家に10年くらい住んでいた時に思ったのが、この「修復費」が結構かかるな~ということ。結構壊れるんですよね!家って。
これは賃貸の今もそうですが、網戸が破れれたり、エアコンが壊れたり、給湯器が壊れたり…
こんな時、賃貸だ大家さんが対応してくれてお金もかかりません(^ω^)
「住む場所」を変えられる
これはサラリーマンには、すごく重要だと思います。
突然の転勤、気分転換、災害でなど
環境が変わった時に、柔軟に対応できるメリットは大きい。
特にこれからは変化の時代、仕事や環境変化によって住む場所を変えていかなくてはならない場面も想定されます。
そんな時に賃貸ならサクッと移動ができる。こういう気軽なら生き方は、精神衛生上よろしいですね。
家族構成とともに「住む大きさ」を変えられる
これは先ほどの「持ち家」の場合のデメリットと対になっていますが賃貸で子供二人夫婦だと、合計4人が住むわけですが子どもがいなくなったら、同じスペースは必要ありませんね。
ライフスタイルで、間取りを変えていくことができる。こういう自由度の高さは賃貸ならではです。
賃貸のデメリット
逆にデメリットを考えてみましょう。
賃貸がある程度の年齢になってしまうと、家を借りづらくなる
先ほども書いた通りですね(+o+)
家を借りるに対し、家を貸す立場に立って考えるとなんとなく見えてくるでしょう
- この老人はちゃんとお金を払ってくれるだろうか?
- うちのアパートで死んでしまわないか?(死人が出たらイメージ悪くなりそう)
- ボケてしまわないか…
そう、たしかにある程度の年齢になると、こういった事情から借りにくくなることは間違いないでしょう
部屋を自分の好みで回収できない
住んでいるとはいえ、所詮は他人様の物、全てが自分の思うようにはいきません。
エアコンをいれるのも、壁に穴を空けるのも、壁紙を変えるのも全部、自分の都合だけでは勝手にはできません。
こういう自由度が欲しい人は賃貸向きでないですね。
わたしなりの考え
持ち家、賃貸、それぞれ以上のようなメリット・デメリットが存在する訳ですが
大事な点は「何を優先順の上にあげるのか?」だと思います。
わたしの場合第一優先順位は「コストをかけない」ということ。
だから今は賃貸で済み、親が亡くなったら実家に帰り、必要ならちょっと修復して済むというのコストが安く済みます。
個人的には家にあまり求めるものは無く、その分「旅行などの体験」や「お金があるという安心感」の方が大事なんです。お金はお金を生み出してくれますしね♪
でも、価値観は人によっては違うとも思います。
家を建てて、そこで子育てをして部屋、庭を自分の思うように作り、家族とのたくさんの思い出を作ったり…
わたしの場合は「途中からのパパ」でしたから、こういうおんは最初から無かった選択ですが、正直羨ましいし素晴らしいことだと思います。
まとめ
というように、やはりこの論争の答えは人によって違いますね。
どちらにしても、しっかりと家計を整えて計画を立てておく必要がある所は一緒。
- 「賃貸の人」は、定年後も住むお金が必要になるのでしっかり老後資金を用意しておく必要があります
- 「持ち家の人」は、仕事やローン返済計画の基盤をしっかり作っておく必要があります
敢えてこの論争を結論付けるなら「家計管理が大事」ということで、今日は終わりたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!