中途パパ
今日はよく耳にする「生命保険って実際必要なの?」論争についてです。
いろいろなものの価格が上がっている今、必要性が低いものはなるべく節約したいと誰もが思っていることではないでしょうか?
この点、よく巷で言われているのが「日本人は生命保険料を支払い過ぎ」っていう内容。
YouTubeでもいろいろなブログでもよく話題になる話です。
でも実際のところ正解はどうなんでしょうか?
今日は「一生活者」の視点から判断していきたいと思います。
妻ミシェル
目次
「生命保険」とは?
生命保険は、契約者が保険料を出し合い大きな準備金をつくり、万が一のときに保険金を支払う「相互扶助の精神」で成り立っています。
生命保険の種類には、おもに以下の4つに分けられお金が支払われます。
- ①死亡保険⇒被保険者が死亡、高度障がい状態となったとき
- ②医療保険⇒おもに手術、入院をしたとき
- ③がん保険⇒おもにがんで手術、入院をしたときに保険金、または給付金
- ④年金保険⇒老後のために計画的に資金を積み立て、給付開始年齢になったら年金を受け取る
生命保険が必要か否かを考えるとき、それぞれの役割を考えながら判断していくことが必要です。
結論
先に結論から言ってしまいますが「その人の状況による」というのが今回の結論です。
人によって違うので「いつまでも答えが出ない」わけなんですよね~💦
それゆえ、ここから先は「自分がどんな状況だから必要なのか?または不必要なのか?」をイメージしながら読んでいってもらえば自分の場合の答えが出てくると思います。
長男ルー
議論のポイント
ではまず、どういったポイントを見て自分に保険が必要かどうかを考えていったらよいか考えてみましょう。
これも大きく以下のような理由があります。
日本は国民皆保険制度だから
まず、よく聞かれるテーマとしてこれですね。
日本人は国民皆保険制度があって自動的に国の保険に加入しているからこれで十分という話です。サラリーマンだと給与から天引きされるので社会保険ってあまり意識されないのではないでしょうか。
これが世界中を見ても実にすごいシステムで、海外からも驚かれる内容なんですよ。
例えば、病気でお医者さんにかかっても自己負担は医療費の3割ですよね。これは社会保険に自動的に入っているからこそ可能なんです。
また遺族年金という制度も社会保険のすごいところ。
このため、配偶者が死亡、高度障がい状態となったときも一定額までは国から保障を受けられるため、生命保険に加入する必要はないという人もいます。
保険を利用する機会が少ないから
生命保険が支払われるタイミング「死亡、病気やケガ手術や入院をしたとき」ってなかなか頻度が少ない話。
確かに病気やケガで医療費がかかる確率や、死亡する確率は極めて低いため、加入の必要性は少ないと感じてしまいがちです。しかし、医療費や死亡する確率は、年齢を重ねるごとに高まっていくことは考慮すべきです。
貯蓄しておけば困らないから
そもそも、普段から必要な備えをしていれば生命保険に加入する必要性は高くありません。
ただし、万が一のときの支出は予想以上に高額になることもあります。生命保険の必要性を検討する際は、十分な資産形成ができているかを慎重に考えることが必要です。
妻ミシェル
中途パパ
では次に「保険に入るメリット・デメリット」について見ていきましょう!
生命保険のメリット
いざという時の備え
まず、当たり前ですがこちら。
そもそも保険は「相互扶助」の精神で成り立っています。つまり困ったときはお互い様。
では「困った時」とはどんな時でしょう?病気やケガ、あまり考えたくはないですが死亡などが万が一の時ですね。
特に家族の中で親である以上、一番避けたいのが「死亡した時に家族が金銭面で困ってしまう」こと。
言ってみれば生命保険に入っている理由のナンバー1がこれではないでしょうか?
老後に備える
こちらは「年金保険」の役割箇所ですが老後という健康リスクに対する備えの考え方。
生命保険でも「終身」や「養老」など満期時にお金が貯まる商品がありますので、一般的に稼ぐ力が弱くなる老後の備えにはありがたいですね。
娘アン
デメリット
こちらも簡単ですね「お金がかかる」ということ。
何の目的で保険に入るのかにもよりますが、補償内容を手厚くすればするほどかかるお金も増えていきます。
仮に「老後のお金のため」というだけだったら、それは投資に回した方が増える可能性が高いのでやはり目的をはっきりさせる必要がありますね。
妻ミシェル
状況別の生命保険の必要性
それでは「こんな人には必要」を具体的に見ていきましょう。
生命保険が必要な人
子育て中の人。つまり将来的に大きな金額を用意する必要がある人。
これは言うまでもないですね。死亡保証金は、子供や配偶者のためですね。
特に子供が小さいうちは世話がかかるので、残された片親だと仕事にも出られないので本当に対策しておかなくてはいけない部分です。
生命保険があまり必要でない人
逆に独身で、自分が死んでも金銭面で困る人がいない人。
また「貯金額十分なひと」も必要性が低いといえますね。
長男ルー
まとめ
ということで今日は生命保険の必要性について考えてみました。
でも保険って一言で言っても、死亡保証金が安くできたり入院費用を手厚くできたりいろいろなので一度、専門家などに相談しながらベストなプランを考えてもよいかもしれませんね!
私の場合、子どもたちが大きくなり教育費の目途も立ったので保険を安いプランに変更しました。
こういったように「必要?不必要?」だけでなく、状況によって保険を見直しながら効果的に使っていくのが私のおすすめですね!
それでは今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
中途パパ