ルーへの教え:「心」で決めて「腹」に落とす

今日は最近、ルーに伝えたことでもあり、わたし自身が、ルーたちと家族になったことで、学んだとても大事なことについて書いていきたいと思います!

大体の人は頭で「損得」を考える

わたし自身もそうですが、人は何かを選択する時に「損得」で判断することが多くはないでしょうか?

これは当たり前の話で、資本主義経済の中、学校でも職場でも合理的に動くことを我々は教えられてきました(^ω^)

  • 効率の良い勉強
  • 最短の道
  • どちらの選択がより多くの収入を得られるか
  • 何をすれば異性からモテるのか

本当に当たり前に、こんなことたちを無意識レベルで学んできましたし、私自身もこういう価値基準の下、生きてきたように思います

でも、わたしは初めてこの基準に背く大きな決断をしたことがあります

それは…

ミシェルと結婚し、ルーとアンの父親になったことです

これは、わたしにとってもは非常大きな決断だし、たぶん一生で一番迷った末のことでした

当時、わたしの両親は、それまでにない「全力」でわたしの選択を止めようとしました。

  • アンタによい事は一つもない、もっと若くて未婚の娘もたくさんいる
  • 親をやったことないお前に子どもたちを幸せにできるわけがない

いろんなことを言われましたが、上の2つは連呼されましたね(笑)

生物の生きる基本からすると、わたしの取った行動は「おかしい」という事は分かります。普通は自分のDNAを残そうとするのが生き物だからです。

例えば、ライオンの例で言うと

ある群れを奪った雄ライオンは、そこにいる子ライオンを皆殺しにするそうです。そう、自分のDNAではないから…

サバンナの野生の生き物でさえ「合理的」に動いているのですね

でもそれ以上に、わたしが一番、子持ちの人と結婚する上で迷ったのは「親をやったことのないお前に、子どもを幸せにできる訳がない」でした。

これはいくら、頭で考えても答えは出ませんでしたね…

でも、大事なことは「頭」では決められない

では、なぜわたしが今に至る決断ができたのかというと「頭」で考えるのをやめたからです。

そもそも「ルーとアンの幸せ」って何だろう?と思ったのですね

結論、それは誰も分かりませんね、なぜならルーとアンの幸せは彼ら自身が、感じて決める事だからです。結局、頭で考えても「損か得か、幸せか不幸せか」そのくらいのことしか考えらないのです

これを思ってから、わたしは他人の言葉ではなく「自分がどうしたいのか」で道を選ぶことにしました

大事なのは「自分がどうしたいのか」ですよね

これは、頭ではなく自分の「心」に聞いてみるしかなかった

これに気付くまでに3か月ほどかかったのを覚えています(^ω^)

大事なことは「心」で決める

昔から、映画でもドラマでもアニメでも

大事なものは心の中にあるんだよ…

とか、たくさんのヒントがあったのにも関わらず、なかなか気がつかなかったわたし…、たぶん、頭で考える事しかしておらず、物事を決めるのに頭しか使っていなかったのだと思います。いわゆる「頭でっかち」

「心で決める」を覚えてみて思うのですが

心で物事を決めると、迷いませんし、ブレません…

なぜなら、誰かの言葉や損得での動きではないのですから、絶対に迷わないのです

だから「強い」のです、と言うか「損得」を競う相手がいないので無敵!(^ω^)

決断に、正しいか間違っているかなんて正解は元々ない

決めたら「腹」に落とす

そして、決めたら次は「腹に落とす」作業です

心で決めたことは、選択のブレがないのは確かですが、決めた選択を実現させるには行動しなくてはいけません。

この時、心で決めたことは「腹」に落ちやすい、腹に落ちるともう達成するまで行動あるのみです

こちらも、昔からことわざでもいっぱいヒントはありましたね

  • 腹をくくる
  • 肝に銘ずる
  • 腹を割って話す

そう、人は大事な事は「腹」で話すという事なんですね!

覚悟

これを自分なりにまとめると、この一連の流れをおそらく

「覚悟」

と言うのかもしれませんね…

覚悟がある人は強いですよね!

テニスの技術はあるのだけど、なかなか勝てないルーは、この「覚悟」が足りてないのではないかと思うのですね

それで、この覚悟を伝えたという訳です(^ω^)

わたしが35歳になって気づいたことを、15歳のルーが気づけたら、ちょっとすごいことですけどね(^ω^)

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