「足るを知る」が貯まる家計への最善の道

今日はお金を生む考え方についてです。

節約や貯金術、投資などお金を増やすためにはいろいろな手段がありますが、一番大切なものと聞かれたら私は迷わず「考え方」だと答えます。

その考え方の根幹にあるものが「足るを知る」だと考えています。

今日はこの考え方のエッセンスと私が採用する理由をおはなししたいと思います。

「足るを知る」とは

まず「足るを知る」の意味からです。

もともとは古代中国の思想家、老子の言葉です。

「足るを知る者は富む」ということ。

常にいろいろな事に「満足する」という意識を持つことで、精神的に豊かになり幸せな気持ちで生きていける」ということを表すと言われています。

良く日常の中で、パートナーや上司、子供に対して不満や愚痴をこぼす機会が多い我々ですが、そういった生き方とは逆の発想ですね。

なぜ私が家計管理上「足るを知る」を採用するのか

この答えはシンプル、「足るを知り」心が満たされていればお金を使う機会を一気に下げられるからです。

例えばの話をしましょう。

ディズニーランドで豪遊してきた家族がいるとします。これはこれで素晴らしい思い出となり良いと思うのですが非常にお金がかかることも事実。

一方、公園でピクニック。お手製のお弁当持って行き、家族がお互い元気でいることに感謝し、散歩やバトミントンなど会話をしながら楽しむ。そんな一日も良いものです。

そうなんですよね、自分や家族が健康でいられて生きているだけで本当はすでに十分しあわせなんです。

しあわせって実は身近にあるものなんですよね。

なぜみんな「足るを知る」を採用できないのか

そもそも「足るを知る」が簡単ならだれも苦労はしていませんね💦

下に例を作ってみました。わかりやすくするためにお金のこと以外にも人間関係も入れてみました。

• 何でとなり〇〇くんは海外旅行によく行くのにうちは行けないのだろう？
• なぜあの人はあんな嫌なことを言うのだろう？もっと言い方ってもんがあるわよね！
• なんでうちの旦那はもっと家事を手伝ってくれないのだろう？私だって働いているのに！
• なんでうちの子だけ頑張っても成績が上がらないのだろう？隣の〇〇ちゃんは塾に行ってないのに〇〇高校に入学できたのに？
• なんで上司はあいつばっかり評価して俺を昇進させてくれないのだろう？絶対に俺の方が能力は上なのに！

どうでしょう？いずれも誰しもが脳裏をよぎったことのある言葉ではないでしょうか？

これらを思わないってこと自体が難しいと私は感じます。でも、そこで一歩立ち止まって「いや、そもそも自分が相手に望み過ぎている」という事に気が付いて冷静になることが大事だと思うのです。

なぜなら、もう我々は十分に「しあわせ」なのだからこれ以上望むというのはお門違いだと。

まとめ

という事で今日は「足るを知る」でした。

この考え方が実践できればお金の事はもちろん精神的にも落ち着いてしあわせな人生を送れそうですね。なにより「感謝できる」って次々としあわせを運んできてくれそうです。

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